
この記事ではマリオットのプラチナチャレンジについて詳しく解説しています。
プラチナチャレンジの参加条件は以下となります。
- プラチナチャレンジを申し込みする時点で最低1泊の宿泊実績が必要(有償・無償は問わない)
- プラチナチャレンジの期間は申し込み月+3カ月
- プラチナチャレンジを達成するための宿泊数は16泊
- プラチナチャレンジ達成後の『プラチナエリート』のステータスは、達成日から1年間+次回の1月31日まで
- プラチナチャレンジはステータスのない一般会員でも参加が可能
- プラチナチャレンジの宿泊は、現金支払による宿泊が対象(ポイント宿泊は対象外)
- 2回目以降のプラチナチャレンジのエントリーが可能
この記事では、プラチナチャレンジについて詳しく解説しています。
目次
- 1 マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジとは
- 2 マリオットボンヴォイのゴールドステータスとプラチナステータスの特典の違い
- 3 マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジを達成するための条件
- 4 マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジを達成するための秘策
- 5 マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジにおけるSPGアメックスカードの役割
- 6 筆者のプラチナエリート実績(31滞在44泊)を公開してまとめました
マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジとは、決められた期間内に決められた宿泊数をクリアすることで、『プラチナエリート』のステータスを得ることができるチャレンジのことを言います。
参考までに、通常、各ステータスランクを得るために必要な宿泊数を記載しておきます。
- シルバーエリート:10泊/1年
- ゴールドエリート:25泊/1年
- プラチナエリート:50泊/1年
- チタンエリート:75泊/1年
このように『プラチナエリート』になるためには1年間に50泊する必要があるので、簡単にクリアできるものではありません。
マリオットボンヴォイのゴールドステータスとプラチナステータスの特典の違い
ゴールードステータスとプラチナステータスの主な違いをまとめました。
ゴールドエリート | プラチナエリート | |
---|---|---|
客室アップグレード | ||
ラウンジへのアクセス | ||
レイトチェックアウト | ||
ボーナスポイント |
他にも 違いはありますが、大きな差は上記となります。
上記の中でも特に
- 客室のアップグレードにスイートルームが含まれるかどうか?
- ラウンジへアクセスがあるかどうか?
この2点の差は、ホテルで宿泊する上で非常に大きいです。
マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジを達成するための条件
この記事の冒頭にも記載しましたが、プラチナチャレンジを達成するための条件は以下となります。
- プラチナチャレンジを申し込みする時点で最低1泊の宿泊実績が必要(有償・無償は問わない)
- プラチナチャレンジの期間は申し込み月+3カ月
- プラチナチャレンジを達成するための宿泊数は16泊
- プラチナチャレンジ達成後の『プラチナエリート』のステータスは、達成日から1年間+次回の1月31日まで
- プラチナチャレンジはステータスのない一般会員でも参加が可能
- プラチナチャレンジの宿泊は、現金支払による宿泊が対象(ポイント宿泊は対象外)
- プラチナチャレンジの宿泊予約はオフィシャルサイトからが必須
- 2回目以降のプラチナチャレンジのエントリーが可能
プラチナチャレンジのチャレンジ期間
プラチナチャレンジを達成するためには『申し込み月+3ヶ月間』で『16泊』を達成する必要があります。
例えば、9月10日にプラチナチャレンジをスタートした場合、
・1ヶ月目:10月1日~10月31日
・2ヶ月目:11月1~11月30日
・3ヶ月目:12月1日~12月31日
がプラチナチャレンジのチャレンジ期間として保証されます。そしてこの例ですとプラチナチャレンジは9月10日から開始されているので、9月10日~9月30日も申し込み月としてチャレンジ期間となります。よって9月10日からプラチナチャレンジを開始した場合のチャレンジ期間は、9月10日~12月31日となります。
一方で、もし、9月30日からチャレンジを開始した場合は、9月30日~12月31日がチャレンジ期間となるので、先ほどの例と比べるとチャレンジ期間がかなり短くなってしまいます。プラチナチャレンジを開始する日はできる限り月初めから開始する方が期間的にはお得となりますので頭に入れておきましょう!
ただし、各月の1日にチャレンジを開始した場合のチャレンジ期間は、10月1日~12月31日となるので、プラチナチャレンジの期間を最大にするためには月初め2日以降に手続きされるとよいと思います。(10月2日〜1月31日)
プラチナエリートのステータスは達成日から1年間と次の1月31日まで
プラチナチャレンジ達成後に得られる『プラチナエリート』のステータスは、最低でも達成日から1年間保証されます。
また、マリオットボンヴォイではステータス更新のタイミングが毎年1月末となっているため、達成日から1年と次の1月末まで『プラチナエリート』のステータスが保持されます。
例① 達成日が2018年11月30日の場合
この場合、1年後の2019年11月30日の1年と次の1月末までが有効期間となります。
つまり、2018年11月30日〜2020年1月31日の間が『プラチナエリート』となります。
例② 達成日が2019年2月2日の場合
この場合、1年後の2020年2月2日の1年と次の1月末までが有効期間となります。
つまり、2019年2月2日〜2021年1月31日までが『プラチナエリート』の期間となり、約2年の間『プラチナエリート』でいることが可能です。
例③ 達成日が2019年1月15日の場合
この場合、1年後の2020年1月15日までの1年と次の1月末まで有効期間となります。
つまり、2019年1月15日〜2020年1月31日までとなり、約1年しか『プラチナエリート』でいることができません。
プラチナエリートのステータス期間のまとめ
例②と例③では、達成日がわずか半月ほど違うだけですが、『プラチナエリート』の有効期間は1年近くの差がでます。
結論として、プラチナチャレンジの達成日が2月だと最大期間(約2年間)『プラチナエリート』でいることができ、達成日が1月の場合は最小の約1年となってしいますので覚えておきましょう!
マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジはマリオットの一般会員でも参加が可能
プラチナチャレンジは、マリオットボンヴォイのゴールエリート以下の会員がチャレンジすることが可能です。つまり、一般会員であってもチャレンジすることが可能です。
2回目以降のプラチナチャレンジエントリーも可能
2回目以降のプラチナチャレンジエントリーも可能です
プラチナチャレンジは2回目以降のチャレンジも可能です。
過去のプラチナチャレンジの申し込み実績に関係なく、プラチナチャレンジにエントリーすることができます。
また、過去にプラチナエリートになったことがある人でもプラチナチャレンジもエントリーすることが可能です。
- 0120-925-659(一般会員)
- 0120-925-759(シルバー会員/ゴールド会員/プラチナ会員)
プラチナチャレンジは現金支払いによる宿泊が対象
プラチナチャレンジの宿泊は必ずキャッシュを利用する必要があります。
少しでもポイントを利用した場合は宿泊数にカウントされませんのでご注意ください。
プラチナチャレンジの宿泊予約はマリオットのオフィシャルサイトから
プラチナチャレンジの宿泊予約は、マリオットのオフィシャルサイトまたはカスタマーセンターから予約する必要があります。旅行代理店からの予約は、ツアーに組み込まれている宿泊は、宿泊数にカウントされませんのでご注意ください。
プラチナチャレンジのエントリー電話番号
プラチナチェレンジは、下記の電話番号からエントリー可能です。
マリオットボンヴォイカスタマーサポート
:0120-92-5659
マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジを達成するための秘策
プラチナチャレンジでは3ヶ月間で16泊する必要がありますが、1ヶ月を5週間とした場合、3ヶ月は【5週間×3カ月=15週】ですので計算上は最低でも1週間に1泊はする必要があります。やはりプラチナチャレンジを達成するのは簡単ではありません。そこでプラチナチェレンジを達成するための秘策を紹介します。
16連泊で1発達成する
あくまでもご参考ですが、1回で16泊をクリアするために、16連泊の予約を入れます。そして、宿泊1日目のチェックインと宿泊最終日のチェックアウトだけをすれば、16泊したことになりプラチナチャレンジ達成となります。つまり、チェックインとチェックアウトさえすれば、実際にそのホテルに泊まってなくても宿泊日数としてカウントされますので、これでも16泊したことになります。もちろん、この16日の間は自由にホテルを利用できるので、16泊するもよし、週末だけ泊まるもよしです。
よくある質問でチェックインだけして宿泊しないのは「OK?」かということを聞かれますが、これについては、個別に宿泊するホテルと交渉しましょう。
原則は、チェックインとチェックアウト手続きは宿泊者本人が対応する必要がありますが、ここでは「対応してくれるホテルもある」ということだけお答えしていきます。
プラチナチャレンジのおすすめホテルはフェアフィールド
2020年からぞくぞくと開業されているフェアフィールドブランドホテルは、1泊の料金が非常にリーズナブルになっているため1泊1万円以下で宿泊することが可能です。
フェアフィールドブランドのほとんどは、地方の道の駅に隣接しているためアクセスには車が欠かせないことが多いのですが、『フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波』に限っては、大坂なんば駅からのアクセスがよくオススメです。
下記は、『フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波』の2021年6月の宿泊料金です。(2021年5月23日時点)
上記の料金にサービス料10%と消費税10%が掛かります。
*上記表示料金×10%×10%=宿泊料金
ご覧のように、2021年6月は1万円以下で宿泊することができます。
仮に2021年6月1日~6月16日まで(16泊)宿泊した場合の料金は、サービス料・消費税込みで約12万円です。
この金額が高いと考えるか?安いと考えるか?は、人それぞれだと思いますが、効率良くプラチナチャレンジを達成できることは事実です。
検討してみては如何でしょうか?
16連泊で予約した場合16泊すべてに泊まる必要はあるのか?
マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジにおけるSPGアメックスカードの役割
ここまでマリオットボンヴォイの新プラチナチャレンジについて説明してきました。
以前のプラチナチャレンジは、プラチナチャレンジにエントリーする前提としてゴールドステータスであることが条件でしたが、現在のプラチナチャレンジでは、ゴールドエリート以下のステータスであれば誰でも参加可能なため『まずはSPGアメックスカードを発行してゴールドエリートのステータスを取得する』という必要はなくなりました。
では、SPGアメックスカードを発行する意味がなくなったのかというとそうではありません。プラチナチャレンジを実施する上でSPGアメックスカードを持つメリットは充分にあります。メリットを簡単に記載すると以下の3点が挙げられるます。
- プラチナチャレンジ中の宿泊はゴールドエリートの特典を受けられる
- プラチナチャレンジ中の宿泊料金をSPGアメックスカードで支払えばポイントが貯まる
- 新規入会特典として3ヶ月以内に10万円以上利用すれば39,000pもらえる
ゴールドエリートの特典
ゴールドエリートのステータスがあればプラチナチャレンジ中の宿泊でも以下の特典を受けることができます。
- 客室のアップグーレド
- レイトチェックアウト(14:00)
- ボーナスポイント+25%(1米ドル=12.5p)
- ウェルカムポイント(250〜500p)
客室のアップグーレドは説明するまでもありませんが、レイトチェックアウトの特典は地味ながらありがたい特典です。通常のチェックアウトは11:00が普通なので、チェックアウトの朝は結構バタバタするものです。レイトチェックアウトが14:00であればゆっくり起床してゆっくり朝食を食べる時間があります。プールやフィットネスクラブがあるホテルであれば、これらを利用する時間もあります。
ボーナスポイントの+25%も大きなメリットです。
SPGアメックスカードの利用でポイントが貯まる
プラチナチャレンジは16泊の宿泊をクリアする必要があるためその分の出費がありますね。
その出費分をSPGアメックスカードで支払えばポイントがザクザク貯まります。
- SPGアメックスカードは100円利用毎に通常ポイントが3ポイント貯まります。
- マリオットボンヴォイ参加ホテルでの利用で、通常、1米ドルあたり10p獲得できるところ、ゴールドエリートの特典でプラス25%の割増があるため1米ドルあたり12.5p貯まります。
- マリオットボンヴォイの参加ホテルやレストランでSPGアメックスカードを利用すると、①の3ポイントに加え、さらに3ポイント貯まります。
- ウェルカムカムポイントとして1滞在ごとに250〜500pもらえます。
- 紹介による新規入会特典で75,000pのボーナスポイントがもらえます。(新規入会の場合のみ)
仮にプラチナチャレンジで10万円出費した場合、①③で約6,000pt、②で約9,500pt得できます。④は宿泊の仕方やホテルのブランドにより獲得できるポイントが変わりますのでここではカウントしませんがプラスアルファがあるとだけご理解下さい。
*1米ドルは110円で計算
つまり、10万円出費すると約15,000p+α(①+②+③)が貯まります。これだけでもポイント還元率は約15%と強烈ですが、さらに新規入会特の場合は最大75,000pも獲得できるので、合計で90,000p+α獲得することが可能です。これはSPGアメックスカードを持っているから貯まるポイントですので、やはりSPGアメックスカードを持つ意味は十分にあると言えます。
SPGアメックスカードとプラチナチャレンジのまとめ
まとめるとSPGアメックスカードを発行してプラチナチャレンジを実施すると
- 客室のアップグーレド
- レイトチェックアウト(14:00)
- 紹介による入会条件クリアで39,000ポイント
- 100円利用につき3p(20万円利用で6,000p)
- 1米ドルにつき12.5p(20万円利用で約22,000p)
- 1滞在につき250〜500p
これらがベネフィットとして付いてきます。
さらに2年目以降は、契約を更新する毎に無料宿泊の特典(50,000ポイント分)がもらえます。
これらのベネフィットとSPGアメックスカードの年会費34,100円を比較して、お得と思われる人はSPGアメックスカードを発行してからプラチナチャレンジにチャレンジしましょう!
筆者のプラチナエリート実績(31滞在44泊)を公開してまとめました
筆者のプラチナエリートでの宿泊実績(31滞在44泊)を11ポイントから分析しプラチナエリートの価値を検証しました。
・スイートルームへのアップグレードの確率は?
・プラチナエリートでどのくらい得するのか?
などをまとめていますので参考にしてください