
リッツ・カールトン東京のタワースイート、1キングルームに宿泊したのでレビューします。
今回の宿泊ではマリオットプラチナエリートでクラブデラックスキングルーム(52㎡)のポイント+キャッシュの予約して、1泊1室約20万円のタワースイートルーム(100㎥)へアップグレードしていただきました。
この記事では、タワースイートルームへのアップグレードの経緯と客室の紹介をお伝えします。
あわせてクラブラウンジの最新情報(2020年12月)もお伝えします。
目次
リッツ・カールトン東京 タワースイートにアップグレードになった経緯
今回のリッツ・カールトン東京はマリオットチタンエリート達成の75泊目で宿泊しました。
マリオット系のホテルに宿泊する時はいつも宿泊前にマリオットアプリのチャットを使ってホテルに挨拶をするようにしているのですが、今回はその際に「マリオットチタンエリート達成の75泊目で宿泊します」と伝えていました。
リッツ・カールトン東京には我が家の記念日のタイミングで年に数回利用していますが、アップグレードでスイートルームになったのははじめてのことでした。
ちなみにですが、マリオットチタンエリート達成の75泊目を記念してクラブラウンジのスタッフさんからアニバーサリープレートをいただきました。
アニバーサリープレートの飾りつけが綺麗。ありがとうございました。
「Congratulations,becoming Titanium menber!」のメッセージがチョコレートで書かれていますが、これをチョコで書く器用さが凄い!
リッツ・カールトン東京宿泊予約
予約をした客室はクラブデラックスルーム(52㎡)でポイント&キャッシュを利用して予約しました。
ベースの宿泊ポイントはオフピークの70,000ポイントで、これにクラブラウンジのアクセスを付けるため20,000円(サ・税別)を支払っています。

リッツ・カールトン東京|ポイント&キャッシュで予約
マリオットグループのリッツ・カールトン東京のカテゴリーは最上位ランクの「8」で宿泊に必要なポイントは以下となっています。
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
カテゴリー8 | 70,000ポイント | 85,000ポイント | 100,000ポイント |
ご覧のように私が予約した70,000ポイントはオフピークの宿泊ポイントです。
※2020年12月11日(金)の宿泊
上表のベース宿泊ポイント数は、最もリーズナブルな客室のポイント数なのでリッツ・カールト東京の場合は「デラックスルーム」です。
今回はクラブラウンジにアクセスできるクラブフロア(52階~53階)の客室「クラブラウンジ、デラックス」に宿泊するため、ベース宿泊ポイントに25,520円(サ・税込)を追加して予約しました。
私が予約したタイミングはプラス20,000円(サ・税別)でしたが、現在(2020年12月)の予約画面ではプラス40,000円(サ・税別)になっています。
プラス30,000円というのも見たことがあります。
リッツ・カールトン東京のチェックインとアップグレード
「クラブラウンジ、デラックスルーム」を予約していたため、チェックインは53階にあるクラブラウンジで手続きをしました。
14:30頃にリッツ・カールトン東京に到着したので、この時間のクラブラウンジは『アフターヌーンティ』の時間。
チェックイン手続きは、ウェルカムドリンクをいただいたあと、アフタヌーンティーを楽しみながら手続きしました。
そして、今回アップグレードは2つの提案をいただきました。
提案 | 客室 | 広さ | フロア | レイトチェックアウト | クラブラウンジアクセス |
提案① | クラブラウンジ、デラックス、タワービュー | 55 ㎡ |
53階 (クラブフロア) |
可 (16:00まで) |
可 |
提案② | タワースイート、デラックス | 100㎡ | 50階 (一般フロア) |
不可 (12:00まで) |
可 |
上記2つのアップグレードの提案をいただきましたが迷わずタワースイートルームを選択しました。
その理由は、
- レイトチェックアウトはできないが、やはり、スイートルームが良い!
- 一般フロアでもクラブラウンジのアクセスがOKだった
注目していただきたいのはアップグレードが、一般フロアのスイートルームであってもクラブフロアで予約していた場合は、クラブラウンジへのアクセスが可能という点です。
これを知っていると「一般フロアのスイートは空いてませんか?」と一言確認することでスイートルームへのアップグレードの確立が上がると良いと思います。
今回のアップグレードは一般フロアのスイートルームでしたが、クラブラウンジへのアクセスがあるため実質「タワースイート、クラブラフロア」にアップグレードされたのと同じ結果になりました。
料金比較
今回のアップグレードの価値を宿泊料金で検証してみます。
私が宿泊した日の客室タイプ別の宿泊料金は以下でした。
客室タイプ | フロア | 客室料金(サ・税込) |
デラックス、1キング | 一般 | 90,569円 |
クラブフロア、デラックス | クラブフロア | 132,551円 |
クラブラフロア、デラックス、タワービュー | クラブフロア | 141,636円 |
タワースイート | 一般 | 169,776円 |
タワースイート、クラブフロア | クラブフロア | 192,676円 |
そしてアップグレード前の予約は以下です。
客室タイプ | フロア | ポイント | 追加料金(サ・税込) |
クラブフロア、デラックス | クラブフロア | 70,000ポイント | 25,520円 |
132,551円の客室(クラブフロア、デラックス)を70,000ポイント+25,520円で予約して、一般フロアのタワースイートルームにアップグレードされましたが、クラブラウンジのアクセス付なので、実質、192,676円の「タワースイート、クラブフロア」にアップグレードされたのと同じです。
出費は、わずか25,520円で192,676円のタワースイート、クラブフロアにアップグレードだったのでめっちゃお得でした。
今回はチタン達成の75泊目だったとはいえ、プラチナエリートとしての宿泊です。
タワースイートルームの客室
タワースイートルームの広さは100㎡です。
リッツ・カールトン東京は最も狭いデラックスルームでも52㎡の広さがあるので、正直、デラックスルームでも十分な広さがありますが、タワースイートルームはその約2倍の広さがあります。
ベッドルームとは別に独立した広いリビングルームがあり、いづれからも東京タワーを見ることができます。
ベッドルームの窓は二方向の眺望を見ることができるため、東京タワーと六本木ヒルズの両方を目の前に見ることができるのが特徴です。
実は六本木ヒルズと真逆方向にスカイツリーも見えます
リビングルーム
独立した広々としたリビングルームには、景観を楽しんだりテレビを見たりしてくつろげる高級感のある大きなソファーとテーブルがあります。
窓側にも景観を楽しめる一人用のソファーが2つとテーブルがあります。
リビングルームだけで50㎡ほどあるのではないでしょうか。
一般的なホテルの客室は30㎡~40㎡ほどなのでこの部屋の広さはほんと贅沢です。
大きなソファーの反対側には60インチの大型テレビと収納があります。ソファーに座ってゆっくりテレビを見ることができます。
ビジネスデスクもあります。
そして「タワースートルーム」という名のとおり、東京タワーが目の前に見える最高のロケーションです。
夜のリビングルームからのライトアップで浮かび上がる東京タワーがさらに綺麗に見えます。
この部屋で過ごす時間は最高でした。
ベッドルーム
タワースイートのベッドルームはリビングルームの奥にあります。
大きなキングベッドはシモンズ社製のリッツ・カールトン東京オリジナルです。
タワースイートルームはコーナールームではありませんが、ご覧のようにベッドルームの窓は南側(東京タワー側)と西側(六本木ヒルズ側)の景色を見ることができます。
ほんと贅沢な客室です。
ベッドルームにも60インチのテレビがあるので、ベッドに寝転びながらや、窓側のソファーで景観を楽しみつつ、テレビを見たりすることもできます。
窓側から見たベッドルーム。
右奥にはバスルームやウォークインクローゼットにあります。
ターンダウン後のベッドルームです。
ベッドに寝転びながら東京タワーを見ることもできます。
ライトアップされた東京タワーは窓から浮かび上がるように見え最高です。
洗面台&バスルーム
ベッドルームのさらに奥に洗面台&バスルームとウォークインクローゼットがあります。
上の写真左手に広々としたウォーククローゼットがあり、右手に洗面台&バスルームがあります。
洗面台&バスルームは、リッツ・カールトン東京定番の設計なので、他の客室タイプと変わりはありません。
アメニティはリッツ・カールトン定番の「アスプレイ」です。
リッツ・カールトン東京のホテル内は、このアメニティ同じアスプレイの香りが漂っています。
ミニバー
ミニバーや冷蔵庫、無料で飲めるコーヒー・紅茶は客室に入ってすぐのところになります。
下の写真はリビングルームから客室の出入口方面の写真です。
ミニバーの内容や冷蔵庫の中身は、デラックスルームの客室と違いはないと思います。
タワースイートルームからの東京タワービュー
タワースイートルームからの眺望をまとめました。
いつまでも見ていたい景色です。
数年後(計画では2023年完成)には東京タワーの前にあべのハルカスより高い日本一の高層ビルが建つ予定で、リッツ・カールトン東京からは東京タワーは見えなくなるそうです。残念です。
リッツ・カールトン東京からこの綺麗な東京タワーが見えるのもあと3年ほどなので、今のうちに生で見るこの綺麗な眺望を目に焼き付けておきたいです。
この写真は朝にズームで撮った写真です。
リビングルームからの東京タワービュー(昼)。
リビングルームからの東京タワービュー(夜)。
ベッドルームからの東京タワービュー(昼)。
こちらはベッドルームのベッドサイドから見た東京タワー。
ベッドルームの窓からは東京タワーと六本木ヒルズが見えます
最新2020年12月のリッツ・カールトン東京のクラブラウンジ情報
2020年12月のリッツ・カールトン東京クラブラウンジのプレゼンテーションの内容を写真でお伝えします。
- 新型コロナウィルスの感染拡大予防対策の一環として、クラブラウンジでのビュッフェのサービスを、当面の間セットメニューへと変更させていただきます。
- フードプレゼンテーションのご利用はご到着日のチェックイン後(午後3時以降)よりご案内申し上げます。
- ディナー前のオードブルのご利用について1時間のお時間制限を設けさせて頂いております。予めご了承ください。
- 新型コロナウイルス感染症防止の取り組みとして、クラブラウンジでは当面セットメニューへ変更し、スタッフよりご提供させていただきます。
- ザ・リッツ・カールトン クラブラウンジは全席終日禁煙となっております。
- ラウンジ内での携帯電話のご利用はお控え願います。
- ドレスコードはスマートカジュアルです。
アフターヌーンティ|14:30~16:30
リッツ・カールトン東京のアフタヌーンティーは、伝統の英国スタイルである三段重ねのティースタンドで提供されます。
2020年12月のアフタヌーンティーで提供されるメニューです。
ディナー前のオードブル|17:30~19:30
2020年12月の「ディナー前のオードブル」のメニューを写真で紹介します。
「ディナー前のオードブル」は混雑を避けるために、予約制/時間制限(60分)でサービス提供されています。
予約はチェクイン時に行います。
オードブルのメニューは日替わりで変更になります。
茶碗蒸しはリッツ・カールトン東京の日本料理レストラン「ひのきざか」より提供されており、すごく美味しかったです。
ちなみに、リクエストして茶碗蒸しはおかわりしました。
スイーツ&コーディアル|20:00~22:00
2020年12月の「スイーツ&コーディアル」のメニューを写真で紹介します。
リッツ・カールトン東京の53階クラブラウンジからの夜景を見ながら美味しいスイーツとお酒を飲むのは最高に贅沢な時間です。
夜のクラブラウンジ内の雰囲気も最高です。
朝食|7:00~10:30
2020年12月の「朝食」のメニューを写真で紹介します。
「朝食」は混雑を避けるために、予約制/時間制限(90分)でサービス提供されています。
予約はチェクイン時に行います。
メニューは和食セットと洋食セットの2種類から選ぶことができます。
上の写真は、和食セットを選んでも洋食セットを選んでも提供されます。
洋食セットにはオムレツとフレンチトーストが付きます。
こちらはオムレツです。
そしてこちらがフレンチトーストです。
こちらは和食セットです。
クラブラウンジからのビュー。朝9:00の眺望です。
軽食|11:00~13:30
2020年12月の「軽食」のメニューを写真で紹介します。
軽食は予約や時間制限はありません。
チェックアウトの時間帯なので、軽食をいただきながらチェックアウトの手続きをされる人が多いです。
チェックアウトの手続きをしながら軽食をいただけるって嬉しいですね。もちろんアルコールのオーダーも可能です。
リッツ・カールトン東京クラブラウンジで過ごす時間が大好きです。
リッツ・カールトン東京のクラブラウンジスライドショー|13枚
リッツカールトン東京のクリスマス2020年
2020年のリッツ・カールトン東京クリスマスデコレーションを写真で紹介します
リッツ・カールトン東京のエントランス(正面玄関)
リッツ・カールトン東京のエントランス(カフェ&デリ側)
リッツ・カールトン東京のロビーラウンジの巨大クリスマスツリー。
リッツ・カールトン東京のエントランス(正面玄関)入ってすぐ左手のクリスマスツリーとリース。
リッツ・カールトン東京のクラブラウンジの入口
リッツ・カールトン東京のクラブラウンジの内にあるクリスマスツリー。
リッツカールトン東京をさらに満喫する方法|ファイン・ホテル・アンド・リゾート
リッツカールトン東京は、マリオットボンヴォイの中でも最上位にランクされているため、プラチナエリート以上のステータスであっても、クラブラウンジへのアクセスや朝食無料の特典がありません。そのため、プラチナエリート以上であっても、ゴールドエリートと特典内容は大きく変わりません。
そんなリッツカールトン東京ですが、マリオットボンヴォイのエリートメンバー以上の特典を受ける方法があります。
それは、アメックスプラチナカードのに付帯している「ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)」という特典です。
ファインホテルアンドリゾート(FHR)の特典
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- チェックイン時の空室状況により、客室をアップグレード
- ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
- 客室内のWi-Fi 無料
- チェックアウト時間の延長確約(16:00 まで)
- ホテルのオリジナル特典*1
ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)の主な特典は上記の6つです。
特典の最後に記載した「ホテルのオリジナル特典」は、宿泊するホテルにより内容が異なりますが、リッツカールトン東京は、「ホテル内で利用できる100米ドル相当のクレジット」がホテルのオリジナル特典となっています。
如何でしょうか?
特典にクラブラウンジへのアクセスこそないものの、その他はマリオットボンヴォイのプラチナエリート以上の内容です。100米ドル相当のクレジットが付いているのは非常にありがたいです。
ファイン・ホテル・アンド・リゾートの詳細は下記の記事をご覧ください。
アメックスプラチナカードの新規入会については下記の記事をご覧ください。