【カウアイ島観光モデルコース】1日レンタカーで巡った絶景スポット全ルート

カウアイ島では、赤褐色の大渓谷、緑深いナ・パリ・コースト、ウミガメが休むビーチなど、変化に富んだ景色を1日のドライブで楽しめます。
私たちは2024年2月、マリオット・カウアイ・ビーチ・クラブに3泊し、そのうち1日だけレンタカーを借りました。リフエ空港から西部のワイメアキャニオンと絶景展望台を巡り、南部のポイプビーチへ。山と海の両方で、カウアイ島らしい雄大な自然に出会えた1日です。
この記事では、私たちが実際に走ったルートに沿って、立ち寄った順番や見どころ、料金、運転時の注意点を紹介します。初めてカウアイ島をレンタカーで観光する方にも、1日の流れが分かるようにまとめました。
カウアイ島を1日で観光したドライブルート
私たちが実際に1日で回った順番はこちらです。
- マリオット・カウアイ・ビーチ・クラブ
- リフエ空港のハーツ(Hertz)でレンタカーを受け取る
- カウアイ・ベーカリー&コーヒー(Kauai Bakery & Coffee)
- スパウティング・ホーン・パーク(Spouting Horn Park)
- カウアイ・コーヒー・カンパニー(Kauaʻi Coffee Company)
- カウアイ・クッキー・ファクトリー(Kauai Kookie Factory)
- ストリーム・アンド・キャニオン・ルックアウト(Stream and Canyon Lookout)
- ワイメア・キャニオン・ルックアウト(Waimea Canyon Lookout)
- カララウ・ルックアウト(Kalalau Lookout)
- プウ・オ・キラ・ルックアウト(Puʻu O Kila Lookout)
- L&Lハワイアン・バーベキュー(L&L Hawaiian Barbecue)
- ポイプ・ビーチ(Poipu Beach)
- リフエ空港でレンタカーを返却
- マリオット・カウアイ・ビーチ・クラブ
観光日はホテルの無料シャトルでリフエ空港へ行き、予約していたHertzの車を受け取りました。レンタカーを借りたのは、観光する1日だけです。

カウアイ島はオアフ島より車が少なく、道も比較的分かりやすかったです。ただし、ワイメアキャニオンからコケエ州立公園へ向かう区間はカーブの多い山道です。明るいうちに下山できるよう、朝から動くのがよいと思います。
Kauai Bakery & Coffeeでマラサダの朝食

レンタカーを受け取った後は、リフエ中心部のKukui Grove CenterにあるKauai Bakeryへ。リフエ空港から西部へ向かう動線に入れやすく、観光へ出発する前にマラサダとコーヒーを購入しました。

ショッピングセンターの案内では、店舗はTimes Big Saveのフードコート入口付近(D11)にあります。マラサダのほか、シナモンロール、アップルターンオーバー、ケーキなども扱うローカルベーカリーです。朝の営業日・時間は変わることがあるため、訪問前にKukui Grove Centerの店舗ページを確認すると安心です。


2024年2月当時は、クラシックシュガーとシナモンシュガーが各1.50ドル、オリジナルカスタードが3ドル、カフェラテが5.50ドル。ハワイの物価を考えると朝食に利用しやすい価格で、マラサダもおいしかったです。
スパウティング・ホーン|岩の間から海水が噴き上がる
最初の観光地は、ポイプ近くの南海岸にあるSpouting Horn Parkです。波が海岸の溶岩洞へ流れ込み、狭い穴から海水と空気が勢いよく噴き上がります。波が入るたびに「シューッ」という音が聞こえるのも特徴です。

ハワイ州観光局の案内では、条件がそろうと潮は約15mまで上がることがあります。展望スペースから眺めるため海辺まで降りる必要はありません。駐車場のほか、トイレと売店もありました。
噴き上がる高さは波の状態で変わります。私たちが訪れたときも、波のタイミングを待ちながら見学しました。短時間でも立ち寄りやすく、ワイメア方面へ向かうドライブに組み込みやすいスポットです。


ここでも目に入ったのが、カウアイ島のあちこちを自由に歩くニワトリです。ニワトリはポリネシア人によってハワイへ持ち込まれ、その後野生化しました。カウアイ島で特に増えた理由のひとつが、1992年のハリケーン・イニキです。飼育小屋が壊れ、多くのニワトリが逃げたといわれています。観光地だけでなく、駐車場や街中でも見かけるカウアイ島らしい光景でした。
カウアイコーヒーとカウアイクッキーでお土産探し
Kauaʻi Coffee Company

Kauaʻi Coffee Companyのビジターセンターは、リフエ空港から約27km、島南西部のカラヘオにあります。幹線道路のKaumualii HighwayからHalewili Roadへ入った先で、ポイプ方面からワイメアキャニオンへ向かう途中に組み込みやすい立地です。

約3,100エーカーに約400万本のコーヒーの木が広がる、全米最大規模のコーヒー農園です。ビジターセンターでは試飲や買い物だけでなく、栽培から収穫・焙煎までを案内板で学べる無料のセルフガイド散策もできます。
2026年9月確認時は毎日9時〜17時ですが、営業時間はKauaʻi Coffee Company公式サイトで最新情報を確認してください。


Kauaʻi Coffee Companyでは、試飲しながら好みのコーヒーを選べました。オアフ島でも見かける商品ですが、産地で種類を見比べられるのがよいですね。

2024年2月当時、フレーバー付きの100% Hawaiian Coffeeは10ozで17ドル、100% Kauai Coffeeは26〜32ドルほどでした。

Kauai Kookie Factory

Kauai Kookie Factoryは、ワイメアへ向かうKaumualii Highway沿いのハナペペにあります。Kauaʻi Coffee Companyからさらに西へ進む途中にあり、展望台へ上がる前のお土産探しに立ち寄りやすい場所でした。
Kauai Kookieは1965年創業のカウアイ島のメーカーで、クッキーのほかパンやドレッシングなども製造しています。私たちが訪れた工場直売店では試食をしながら味を選べ、大袋の商品もありました。
公式案内では工場店は平日のみ営業しているため、土日ならカラヘオのベーカリー&カフェを利用する選択肢もあります。所在地と営業時間はKauai Kookie公式サイトで確認できます。


ドライブの途中で、カウアイ島らしいお土産を買えたのもよかったです。
Stream and Canyon Lookout|赤土を流れる小さな川と滝

ワイメアキャニオンへ向かう途中、道路脇から見えた景色にひかれて偶然立ち寄ったのが、地図上でStream and Canyon Lookoutと表示されていた場所です。最初から目的地にしていた観光スポットではありません。
赤土の中を小さな川と滝が流れ、その周囲に木々の緑が広がっていました。大きな観光施設ではありませんが、赤い大地、緑、青空が重なる景色はカウアイ島らしさを感じられます。

整備された大きな展望台というより、山道の途中にある小さな眺望ポイントでした。公式公園ページで施設として案内されている場所ではないため、駐車できる場所や安全な見学範囲は現地の標識と道路状況を優先してください。
予定外の立ち寄りでしたが、赤土と青い海と海を一緒に見られた印象的な場所でした。

ワイメアキャニオン|支払う価値がある大パノラマ

Waimea Canyon Lookoutでは、赤褐色の大地と深い谷、緑が幾重にも重なる景色を一望できました。雨とワイメア川が長い時間をかけて火山性の大地を削ってできた渓谷で、展望台に立つと、「太平洋のグランド・キャニオン」と呼ばれるスケールを実感できます。


ワイメアの町から展望台までは車で約30分。Waimea Canyon DriveとKōkeʻe Roadには複数の展望ポイントがあり、Waimea Canyon Lookoutは階段と展望デッキが整備された代表的な立ち寄り先です。晴れていれば渓谷の奥や滝まで見渡せますが、雲や雨で視界が急に変わるため、時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。

2026年9月確認時、ハワイ州外からの旅行者は1人5ドル、車1台10ドルです。駐車券はワイメアキャニオン州立公園とコケエ州立公園の駐車場で共通して使えます。


2024年2月に訪れた日は少し雲が多かったのですが、それでも感動する景色でした。一方で風が強く、帽子などが飛ばされないよう注意が必要です。
カララウ展望台|渓谷の先にナ・パリ・コースト

ワイメアキャニオンからさらにKōkeʻe Roadを進み、標高約1,200mにあるコケエ州立公園のKalalau Lookoutへ向かいました。ワイメアの深い赤褐色の渓谷とは雰囲気が変わり、緑の壁に囲まれたカララウ渓谷を上から望めます。

展望台から見えるのは、深く切れ込んだカララウ渓谷と、その先に広がる海。約27kmにわたって断崖が続くナ・パリ・コーストは道路で海岸線を通り抜けられませんが、このルートなら車で行ける西側の展望台から渓谷越しに眺められます。船やヘリコプターから眺めるのとは違い、山の上から渓谷全体を見渡せます。
山側は雲が出やすく、同じ日でも景色が見えたり隠れたりします。晴れた日があれば、ホテルで過ごす予定を変更して、ワイメア方面へ向かうのがおすすめです。
プウ・オ・キラ展望台|今回もっともおすすめしたい絶景

Kōkeʻe Roadの終点、マイルポスト19付近にあるPuʻu O Kila Lookoutまで車を走らせました。駐車場から短い坂道を上がると展望台があり、カララウ渓谷のほか、天候がよければ島中央部のワイアレアレ山方面まで見渡せます。
ここはPihea Trailの入口でもあります。展望台からでも景色を楽しめますが、私たちは足場の悪い道を15〜20分ほど歩き、渓谷を中央から見られる場所まで進みました。本格的にトレイルを歩くなら、展望台だけの見学より時間がかかり、歩きやすい靴や装備も必要です。


泥や砂で滑りやすい場所があり、歩きやすく汚れてもよい靴が必要です。無理に歩かなくても展望台から景色は見られるため、天候や足元の状態に合わせて判断してください。

今回のカウアイ島観光で、私が特におすすめしたい場所です。長い山道を走ってでも来てよかったと思える景色でした。
プウ・オ・キラ展望台は2026年1月14日に再開しています。ただし、山道や展望台は工事・悪天候の影響を受けることがあるため、当日はハワイ州立公園のPark Noticesを確認しましょう。
ポイプビーチ|15匹以上のウミガメに出会えた

最後に立ち寄ったのは、南部のPoipu Beach Parkです。2つの入り江を砂州がつなぐような形のビーチで、海水浴やシュノーケリングを楽しむ人が多い一方、砂浜はウミガメやハワイアンモンクシールが休む場所にもなっています。
ホテルが並ぶ賑やかなリゾートエリアですが、私たちが砂浜へ出ると、たくさんのウミガメが甲羅干しをしていました。必ず会えるとは限りませんが、砂浜に並ぶ姿は今でも忘れられません。

正確には数え切れませんでしたが、15匹以上はいたと思います。オアフ島で1〜2匹を同時に見たことはありましたが、これほど多くのウミガメを一度に見たのは初めてです。

周囲の人たちもウミガメへ近づきすぎず、離れた場所から見守っていました。NOAAは、ウミガメから陸上・水中とも少なくとも3m、ハワイアンモンクシールから少なくとも15m離れるよう案内しています。柵や係員の指示がある場合はそちらを優先し、触らない、追わない、餌を与えないことも大切です。

ポイプビーチのすぐ近くには、MVCのマリオット・ワイオハイ・ビーチ・クラブがあります。外観やプールを見て、次回はこちらへ泊まり、南部をゆっくり楽しみたいと思いました。



1日ドライブで分かった注意点
島全体を1日で回ろうとしない

今回ドライブしたのは、カウアイ島の西部から南部が中心です。東部のワイルアや北部のハナレイまでは行けませんでした。
地図では小さく見える島でも、ワイメアキャニオンとコケエ州立公園は山道が長く、展望台ごとに停車時間も必要です。1日で島全体をドライブするのは避けて、西部・南部の日と、東部・北部の日を分ける方が余裕を持って楽しめます。
山の天気を優先する
山側は天気が変わりやすく、景色の見え方も大きく変わります。私たちは天気予報を見ながら観光日を調整したため、晴れ間に渓谷と海を眺められました。
予報どおりにならないこともあるため、現地の空を見ながら予定を調整するのがよいと思います。

料金と道路状況を出発前に確認する

ワイメアキャニオンとコケエ州立公園では、入場料と駐車料金が必要です。また、工事や荒天で道路・展望台が閉鎖される場合があります。
料金だけでなく、当日のPark Noticesと天気を確認してから出発しましょう。
宿泊はリフエを拠点にすると空港利用がしやすい

私たちはマリオット・カウアイ・ビーチ・クラブを拠点にしました。空港との無料シャトルを利用できたため、レンタカーは観光する1日だけで済みました。
客室、プール、ビーチ、徒歩圏の食事については、【カウアイ島】マリオット・カウアイ・ビーチ・クラブ宿泊記で詳しく紹介しています。
まとめ|西部から南部へ回る1日モデルコース

初めてのカウアイ島でも、リフエから西部と南部へ範囲を絞れば、1日でワイメアキャニオン、ナ・パリ・コーストを望む展望台、ポイプビーチを組み合わせられました。
特に印象に残ったのは、プウ・オ・キラ展望台と、15匹以上のウミガメに出会えたポイプビーチです。朝食、お土産、絶景、ビーチまで楽しめました。観光できる日が1日だけなら、この西部・南部ルートがおすすめです。
ただし、東部や北部まで同じ日に詰め込むのはおすすめしません。山の天気と道路状況を確認し、1日なら西部・南部に絞って回るのがおすすめです。
※営業時間、料金、道路や展望台の開通状況は変更されることがあります。旅行前に各施設とハワイ州立公園の公式情報を確認してください。

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