JWマリオット・ホテル・シンガポール・サウスビーチにマリオットプラチナエリートでポイントを利用して宿泊し、プレミア・マリーナベイ・デラックスルームにアップグレードしてもらいました。
マリーナベイ側の客室は、JWマリオットシンガポールの中でも別格で客室からの景色はいつまで見ていても飽きさせない絶景です。JWマリオット・ホテル・シンガポール・サウスビーチは、シンガポールにあるマリオット系ホテルの中で最もオススメのホテルです。
目次
JWマリオットホテルシンガポールがオススメな理由
JWマリオットホテルシンガポールは、立地が良く、ホテルの施設(ラウンジ、絶景が見えるプール)や朝食ブュッフェのクオリティが非常に高くオススメです。またホテリエさんが非常にフレンドリーで、いつも笑顔で接してくれるところもオススメのポイントです。
- MRTのesplanade 駅と直結
- マーライオンまで徒歩圏内
- シティホール、サンテックシンガポールなどのショッピングモールと隣接
- 朝食ブュッフェのクオリティが非常に高い
- シンガポールの金融街(高層ビル街)が見える絶景プールが2つ設備されている
- プールの内、1つはマリーナベイサンズも見える
- ラウンジのクオリティが高い
- マリーナベイサンズ側の客室は圧巻の景観
- ホテリエさんがいつも笑顔でとてもフレンドリー
JWマリオットホテルシンガポールへのアクセス
JWマリオットシンガポールのアクセスは、MRTのサークルライン線のesplanade 駅と直結しておりとても便利です。
MRTの中心であるcity hole駅からも徒歩約5分〜10分、マーライオンまで徒歩10分〜15分程度の立地です。
チャンギ空港からJWマリオットシンガポールへのアクセス
チャンギ空港からJWマリオットシンガポールまでのは以下の方法でアクセス可能です。
交通手段 | 目安の所要時間 | 料金 |
MRT | 約45分 | EZ-link:SGD1.75 スタンダード料金:SGD2.4 |
バス | 約30分~45分 | SGD2.5 |
タクシー | 約30分 | SGD20~35 |
Grab | 約30分 | SGD13~20 |
料金面ではMRTが断然お得です。
MRTのEZ-linkというのは、日本でいうスイカやパスモと同じ交通系のICカードで現金をチャージして利用します。バスも料金面ではお得ですが利用のしやすさを考えるとMRTの方が利用しやすいです。
MRTのesplanade駅からJWマリオットシンガポールへのアクセスは出口F方向
MRTのesplanede駅とJWマリオットシンガポールは直結していますが、出口が複数あるため解説します。
esplanade駅は、MRTのサークルライン線となります。esplanade駅に着いたら【出口F:South Beach】方面に進めばJWマリオットシンガポールに到着できます。
①MRTのesplanade駅のE/F出口の改札を出る
②改札を出て右側にあるエスカレーターを上がる
③②エスカレーターを上がって左に曲がり、再び正面のエスカレーターを上がる
あとは、真っすぐ進むめばJWマリオットシンガポールに到着します。
JWマリオットシンガポールにチェックイン
私がJWマリオットシンガポールを利用した2020年1月16日〜18日は、中国の旧正月の1週間前ということもあり、ホテルは混み合っており満室状態でした。
JWマリオットシンガポールに到着したのは、午後13:00頃でした。英語がほとんど話せない私は、「あまり英語を話せない」ことを片言で伝えると日本人スタッフを紹介してくれました。JWマリオットシンガポールのホテリエは、笑顔が素晴らしくとてもフレンドリーで英語が苦手な私も落ち着いて対応することができました。
ちなみに2020年1月現在、JWマリオットシンガポールには、日本人のホテリエが1名在籍しています。日本人スタッフが他の宿泊者の対応中だったので5分ほど待ちましたが、その間、ウェルカムドリンクの気遣いもしてもらえました。
アップグレード
英語が苦手な私はチェックイン時のアップグレード交渉が下手なこともあり、これまで海外ホテルのアップグレードであまり良い思いをしたことがありません汗;
でも、この日は日本人のホテリエさんが相手なので交渉しました。
- 昨年の同じ時期にもプラチナエリートで1泊だけこのホテルを利用したが、中国の旧正月の関係で満室のためアップグレードがなかったこと
- 翌週は私の誕生日であること
- すぐにチェックインできなくても観光に行くので問題ない(待つ)こと
- 客室の希望として高層階のマリーナベイ側を希望すること
以上のことを伝えたところ、とても親切で良心的に客室の手配をしてくれました。
しかし、この時期は中国の旧正月1週間前ということもあり客室がほぼ満室状態。この時点では希望の客室は空いていませんでしたが、15:00を過ぎると状況が変わる可能性があるということで、15:00過ぎまで様子を見て待つことにしました。
観光しながら待つこと40分。ホテリエさんからメールが届き17:30まで待てば19階のマリーナベイ側の客室が準備できると連絡があったので、この部屋でお願いしました。結局16:30頃に客室の準備が整いチェックイン完了!!
JWマリオットシンガポールの客室|プレミア・マリーナベイ・デラックスルーム
JWマリオットシンガポールの客室は、マリーナベイ側の客室が絶対におすすめです。宿泊予約する際は意識しましょう。
おすすめする理由は、下の写真、客室からの景色を見て頂けると理解してもらえると思います。
ご覧のように、シンガポールの金融街の高層ビル群を一望することができます。昼も夜もこの景色は最高です。部屋にいる時はこの景色をぼーっと見ながらコーヒーを飲む時間がなんとも贅沢な時間でした。
観光スポットでもあるマリーナベイサンズは、手前にビルが建っているため高層階部分しか見えないのが残念ですが、金融街の景色が素晴らしいので満足でした。
上の写真の左側中央やや上あたりにマリーナベイサンズの高層階が見えています。
ベットルーム
客室の広さはそれほどではありませんが、シンガポールは観光目的がほとんどで客室にいる時間は短いため、広さはあまり重要ではないと思います。
洗面台&バスルーム&シャワルーム
清潔感があって快適に利用することができました。洗面台の中央の鏡は横にスライドが可能で、スライドさせるとベットルームや客室からの景色を見れます。
その他
無料で飲めるコーヒー、紅茶、冷蔵庫、アイロン、ドライヤー。
紅茶は、もちろんTWGの紅茶でした。
冷蔵庫(下写真右)は大きくないので持ち込んだペットボトルを入れるスペース少ししかありません。冷凍庫はないのでご注意ください。
バースデーケーキのサプライズ
翌週が私の誕生日だったので、観光から客室に戻るとバースディケーキのサプライズがありました。
ありがとうございました。
JWマリオットシンガポールの絶景プール
JWマリオットシンガポールには宿泊者が無料で利用できるプールが2つあります。
1つは本館の18階にあるFLOW18、もう1つは別館6階のEBB6。いずれのプールもシンガポールの金融街(高層ビル群)を目の前に見ることができます。
プールを利用する場合、無料のタオルを貸してもらえるので水着を着用して手ぶらで大丈夫です。
FLOW18|本館18階
JWマリオットシンガポールの18階は、フロアの外側をグルッと一周できので各方面360度の景色を見ることが出来ます。そして、プール、バー、ジム、リラックススペースなどがあります。
プール
プールは金融街・マリーナベイ側にあります。
プールの浅瀬にはテーブルと椅子があり、ここに座っていると贅沢な気分を味わえます。
夜はバーでアルコールをオーダーして夜景を楽しみました。客室からも同じ景色が見えますが、やはり、窓があるかないかでかなり雰囲気が変わります。
プールはそれほど広くありませんが混雑することなく、騒がしくもありませんのでゆっくりすることができます。
雰囲気は最高です。
バー
FLOW18にあるバーです。昼間は空いていますが夜は景色が綺麗なので、お酒を飲みながら過ごす人が多かったです。
ジム
FLOW18には、スポーツジムもあります。ランニングマシーンからウェイトトレーニングマシン、ダンベルなどのフリーウェイト器具まで一通り揃ってます。
リラックススペース
FLOW18には、フリーで利用できるリラックススペースもあります。読書をしたりパソコンをしたり、昼寝をしたりしてのんびりされている人もたくさんいました。
客室からも底層階で景色がイマイチの場合は、ここに来てゆっくりするのも良いと思います。
リラックススペースからの景色は、昼間より夜の方が綺麗です。マリーナベイサンズの高層階部分も見えます。
EBB6|別館6階のプール
JWマリオットシンガポールには別館があり、その別館の6階にもプールがあります。別館には、本館の2階から渡り廊下を通って行くことができます。
EBB6のプールは底層階にありますが、金融街方面に遮るものがないため、景気はとても綺麗です。
ここは天井がガラス張りなのでプールに日差しが入るため日中は、FLOW18のプールに比べて明るいです。
※日焼け対策が必要です。
この椅子に座って読書したり、昼寝をするのも気持ちいいですよ。
スパエリア
別館の2階にはスパエリアがあります。
ここには、サウナ、浴槽、シャワールーム、脱衣場がありプラチナエリート以上であれば無料で利用できます。
浴槽はあまり広くないので、広々のんびりといった感じではありません。客室の浴槽より雰囲気は良いですが、お風呂のためにわざわざここに来る必要はないと思います。サウナとセットで利用するのがベストです。
JWマリオットシンガポールのエグゼクティブラウンジ
JWマリオットシンガポールのエグゼクティブラウンジは2階にあり、以下の時間帯でサービスがあります。
- 06:00~10:30 朝食
- 14:30~17:00 アフターヌーンティ
- 17:30~19:30 オードブル
- 17:30~21:30 カクテルタイム
どのサービスも、質・料・味どれをとってもおすすめです。
朝食 6:30~10:30
JWマリオットシンガポールの朝食は、「beach road kitchen」でのブュッフェが充実しているため(記事後半で紹介)、ラウンジの朝食は空いています。しかし、提供される料理の質は高いので落ち着いた雰囲気の中でゆっくり食事をしたい人はラウンジの方がおすすめです。
エッグステーションもあります。
アフターヌーンティ 14:30~17:00
アフターヌーンティで提供されるデザートも種類が豊富でとても美味しいかったです。甘いデザートだけでなくサンドイッチなど、小腹を満たせるオードブルも提供されます。
シンガポールは観光で来る人が多いので、アフターヌーンティの時間にホテルにいることは少ないかもしれませんが、一度は利用する価値がありますので、是非、観光プランの中にアフターヌーンティの時間も組み入れてもらいたいです。
オードブル 17:30~19:30、カクテルタイム 17:30~21:30
ラウンジが最も混雑する時間ですが、ラウンジが広いので満席で利用できないことはないと思います。
提供される料理は、冷菜からホットミールまで充実しておりどれも美味しいです。
お酒の種類も豊富です。ビールはもちろんタイガービールです!
私は夜は外食でシンガポールならではの食事がしたかったのでつまむ程度しか利用しませんでした。
チェックアウト後の利用
私はプラチナエリートでレイトチェックアウト(16:00)の特典を最大限利用させてもらいましたが、帰国のフライトは22:30で荷物もあったので、さすがに空港に行くのは早すぎたため、18:00までラウンジを使わせてもらいました。
ラウンジスタッフにフライトの時間を伝えたら「自由に使っていいよ」って言ってくれたのでありがたかったです。
チェックアウト後も、オードブルの時間まで時間を潰したので、料理も少し頂きました。上の写真は、トリュフのリゾット。トリュフの香りが最高でとても美味しかったです。
JWマリオットシンガポールの朝食ビュッフェ
JWマリオットシンガポールの朝食会場は、ホテルを一度出てすぐ左手にある「beach road kitchen」 で提供されており、ブュッフェ形式で料金は45SGD(1SGD=83円で計算した場合3,735円)となります。
マリオットのプラチナ以上のメンバーは、無料で利用することが出来ます。
JWマリオットシンガポールの朝食は、かなりレベル高いです。料理の種類も、洋食、和食、中華、アジア料理、インド料理があり、野菜などサラダの種類も豊富です。エッグステーション、ヌードルバーもあり、パンやデザートの数も豊富です。和食は納豆もありました。
料理の味も美味しくここの朝食はオススメです。
ソーセージやベーコンがとても美味しかったです。
一番のおすすめはカレーです。チャーハンにカレーをかけて食べるのがとても美味しかったです。
野菜とフルーツ、生ハムやサーモンなどの冷静オードブルの種類が豊富です。
和食もあります。
照り焼きチキン、味噌汁、茶わん蒸し、納豆、、卵焼き、漬物がありました。
デザートの種類も豊富でとても美味しかったです。
その他、パンの種類も多く、パンケーキやワッフルもありました。
JWマリオットシンガポールの無料宿泊ポイントと料金|ポイントセーバーでお得に宿泊
今回のJWマリオットシンガポールの宿泊はポイントを利用して宿泊しましたが、ポイントセーバーというお得なポイント数で無料宿泊しました。
この章での後半では、無料宿泊ポイントと料金を比較してJWマリオットシンガポールにおけるポイント価値を検証します。
JWマリオットシンガポールの無料宿泊ポイント
2020年2月時点でJWマリオットシンガポールのマリオットボンヴォイにおけるカテゴリーは「7」となっています。カテゴリー「7」の無料宿泊ポイントは以下のようになっています。
オフピーク | スタンダード | ピーク | |
カテゴリー7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
※JWマリオットシンガポールは、2019年3月にカテゴリーが「6」から「7」に引き上げられました。そして2020年3月4日のカテゴリー変更では再びカテゴリー「6」に引き下げられます。
JWマリオットシンガポールをポイントセーバーで無料宿泊
マリオットの無料宿泊ポイントのテーブルには、ポイントセーバーというさらにポイント数の少ないお得なテーブルがあり、カテゴリー「7」のポイントセーバーのポイントは以下となります。
ポイントセーバー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
カテゴリー7 | 45,000 | 55,000 | 65,000 |
今回私が宿泊した日は1月16日~1月18日の3泊です。
ご覧のように1月17日と18日は、オフピークのポイントセーバーのポイント数になっています。
よって、スタンダードのポイント数で3泊した場合のポイント数(180,000ポイント)より、30,000ポイント少ない150,000ポイントで3泊することができました。
ポイントセーバーは、ホテルにより採用・不採用や取り扱いの時期が異なります。ポイントセーバーを確認するには、スマホアプリからではわかりにくいのでパソコンからマリオットのWEBページにアクセスし、日付を指定せず、月単位で確認すると上表のような月単位の一覧形式でポイント数を確認することができます。
上の画面キャプチャーは、PC版のマリオットWEBページの「検索&予約」メニューです。日程を指定する際に「日程の変更可」を選べば月単位で料金や必要ポイントを確認することができます。
JWマリオットシンガポールの宿泊料金
宿泊料金は、利用する日により変動しますが、私が利用した1月は289SGD〜627SGDでした。
1SGD=83円で計算すると日本円で23,987円~52,041円です。
ポイント価値を検証
下表は、私が宿泊した1月16日~1月18日の予約時とアップグレード後の料金と無料宿泊に必要なポイント数を記載しています。
日付 | 予約時の客室料金 | アップグレード後 | 必要ポイント |
1月16日 | 36,400円 | 45,700円 | 60,000 |
1月17日 | 27,000円 | 37,000円 | 45,000 |
1月18日 | 27,000円 | 37,000円 | 45,000 |
合計 | 90,400円 | 119,700円 | 150,000 |
3日間の合計金額で検証すると、予約時の客室料金が90,400円に対し、必要ポイント数は150,000ポイントでしたので、この時点でポイント価値は0.6円です。
アップグレード後のポイント価値は、119,700円に対し必要ポイント数は150,000ポイントなので0.79円となります。
私の過去の宿泊履歴でアップグレード後のポイント価値の平均は、約1.5円なのでJWマリオットシンガポールをポイントで利用するのは、「お得ではない」と言えます。既に2020年3月4日以降のカテゴリーは「6」に引き下げられることが決まっているので、今後は必要ポイント数が少なくなりますが、それを考慮してもポイント価値は1円以下となる見込みです。
このようにJWマリオットシンガポールは、無料宿泊ポイントに対して宿泊料金が安いのでポイントを利用するより、キャシュで宿泊した方が良いと言えます。
JWマリオットシンガポールのクオリティはカテゴリー7レベル
私の経験則からJWマリオットシンガポールを評価すると、カテゴリーは「7」のレベルは十分にあると評価できます。
ホテルの立地、ホテリエのレベル、客室、エグゼクティブラウンジ、プール、朝食、どれをとってもレベルが高いです。このレベルのホテルにこの料金設定で宿泊できるのは、非常に価値があると思います。
それに比べて、宿泊料金が安いため、ポイントでの宿泊はあまりお得ではありません。
ホテルのレベルが高いにも関わらず、宿泊料金が安いので、利用者にとってはとてもありがたいことですので、シンガポールに行った際は利用してほしいホテルです。
シンガポール観光の写真ギャラリー
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