最新更新日:2023年6月13日
この記事では、主なポイントサイト(モッピー、ハピタス、ちょびリッチ、ポイントタウンなど)のポイントを交換率70%でANAマイルに交換可能な『JQみずほルート』について詳しく解説いたします。
目次
JQみずほルートとは
JQみずほルートは、JR九州が運営するJRキューポというポイントとセゾン/UCの永久不滅ポイントを経由し、みずほ銀行が発行するANAカードのみがもつ交換率70%の特典を利用してANAマイルに交換するルートです。
JQみずほルートに必要なクレジットカード
JQみずほルートに必要なクレジットカードは、JQ CARDセゾン、みずほマイレージクラブ/ANAカード(以下、みずほANAカードと記載)の2枚となります。
みずほマイレージクラブ/ANAカードの特徴
- 年会費永年無料
- みずほ銀行のキャッシュカードとクレジットカードの一体型カード。
- クレジットカードの発行条件としてみずほ銀行に口座を解説する必要がある。
- クレジットカード利用で貯まるポイントは、UCカードの永久不滅ポイント。
- カードの特典に、永久不滅ポイントを高レート(交換率70%)で交換できる特典がある
- 取引状況に応じて、みずほATM/イオン銀行ATMの時間外手数料が無料
- 取引状況に応じて、コンビニATM(イーネット・ローソン・セブン銀行)の利用手数料/時間外手数料が月4回まで無料
「JQみずほルート」で最も重要な点は、みずほANAカードのみが持つ「ANAマイル交換率優遇の特典」です。
みずほANAカードは、カードの利用で永久不滅ポイントが貯まります。
そしてみずほANAカード会員限定の特典として永久不滅ポイント100Pを350マイル(交換率70%)に交換することが可能です。
「JQみずほルート」は、この特典を活かしたANAマイル交換ルートとなります。
通常、永久不滅ポイントをANAマイルに交換する場合は、100P=300マイル(交換率60%)となります。
※永久不滅ポイント1Pの価値は5円です。
JQ CARDセゾンの特徴
- JRキューポは、2017年7月登場したポイントサービスで、JR九州の3つのポイントが統合されて誕生した。
- JQ CRADセゾンは、セゾンの永久不滅ポイントとJRキューポの相互交換が可能。
- 年会費は初年度無料。2年後以降は年1回のカード利用で無料、カード利用がない場合は、1,250円(税抜)の年会費が発生。
JQ CARDセゾンで貯まるポイントは「JRキューポ」です。
「JRキューポ」は、2017年7月に登場した新しいポイントサービスでJR九州が運営しています。
そして、JQ CARDセゾンは、JRキューポと永久不滅ポイントの相互交換(等価)が可能となってる点が特徴です。
また、JRキューポはTポイントやポイントサイトのGポイントと等価交換が可能となっており、各種ポイントを永久不滅ポイントに繋ぐハブとして重要な役割を果たすカードとなります。
みずほANAカードの「ANAマイル交換率優遇の特典」を活かすためには、ポイントサイト等で貯めたポイントを永久不滅ポイントに交換する必要がある訳ですが、このJQ CARDセゾンはその重要な役割を果たしてくれるカードとなります。
JQみずほルートは大きく2つのルートがある
ポイントサイトのポイントをJQみずほルートで交換するには、まずJRキューポにポイントを移行させる必要があります。
JRキューポにポイントを移行させるには、以下の2つのルートがあります。
- Tポイントを経由して交換する方法
- Gポイントを経由して交換する方法
2つの交換ルートのうち、「Tポイントを経由して交換する方法」は、Tポイント⇒JRキューポに交換する際に交換手数料が発生しないためわかりやすいです。
Gポイント⇒JRキューポへの交換は、5%の交換手数料が発生しますが、この手数料はキャシュバックする方法があり実際には交換手数料は発生しません。
ただ、キャッシュバックするための準備が必要なあためTポイントを経由するより複雑になります。
Tポイントを経由してJQみずほルートでANAマイルに交換する場合
交換手数料が発生しないTポイント経由のルートですが、どのポイントサイトでもこのルートを利用できるわけではありません。
ポイントサイトのポイントをTポイントに手数料なしで交換可能な主なポイントサイトは以下となります。
ハピタス、ちょびリッチ、ゲットマネー、ポイントタウン
ただし、モッピー関しては、Tポイント経由で交換する場合、ドットマネーというポイントサイトを経由させないと交換率が低下します。
※モッピーからTポイントに直接交換することも可能ですが、その場合、交換手数料が発生します。
Gポイントを経由してJQみずほルートでANAマイルに交換する場合
以下が主なポイントサイトのポイントをGポイントを経由でJQみずほルートに繋ぐ流れとなります。
Gポイントに各種ポイントが集まれば、JRキューポ⇒永久不滅ポイント⇒ANAマイル(特別交換レート70%)で交換できることがわかります。
ただし、交換手数料が一時的に発生するため(交換手数料はキャッシュバック可能)、Tポイント経由で交換した方が手続きがシンプルです。
Gポイントは、ポイントを交換する際のハブとしても使える便利なポイントサイトので、登録しておくと便利です。
まだGポイントに登録していない人は下記ボタンから登録しましょう。
番外編①|TポイントをJQみずほルートでANAマイルに交換する
Tポイントが貯まっている人もJQみずほルートを利用すれば交換率70%でANAマイルに交換することが可能です。
是非、活用してみてください。
番外編②|永久不滅ポイントをANAマイルに交換する
永久不滅ポイントが貯まるクレジットカードをお持ちの人が、ANAマイルに交換する場合は、みずほANAカードがあればANAマイルに交換率70%で交換可能です。
※みずほANAカードを使わない場合、永久不滅ポイントのANAマイル交換率は60%です
上の図はほんの一例です。
SEISON系カードは数十種類あるので、永久不滅ポイントが貯まるクレジットカードとみずほANAカードがあれば、ANAマイルに交換率70%で交換可能です。
JQみずほルートの移行手続き
JQみずほルートの移行手続のうち、Tポイント/Gポイント以降の手続きを解説します。
TポイントからJRキューポへの移行手続き
TポイントからJRキューポの移行は下記条件で移行可能です。
移行レート | Tポイント1p=JRキューポ1p |
移行単位 | 1p以上1p単位 |
移行所要時間 | 約3日 |
手続き方法 | PC/スマホから簡単な操作で可能 |
GポイントからJRキューポへの移行手続き
GポイントからJRキューポの移行は下記条件で移行可能です。
移行レート | Gポイント1p=JRキューポ1p |
移行単位 | 100p以上100p単位 |
移行所要時間 | 1日~2日 |
手続き方法 | PC/スマホから簡単な操作で可能 |
※Gポイントから移行する際に移行手数料5%が掛かりますが、手数料をキャッシュバックする方法があります。手数料のキャッシュバックについては、この記事の最後に記載しています。
※仮に1,000pを移行申請する場合は、手数料5%をプラスした1,050ポイントが必要となります。
JRキューポから永久不滅ポイントへの移行手続き(移行申請)
事前準備としてJQ CARDセゾンがお手元に届いたら『JR九州WEB会員登録』を実施(こちら)して下さい。
JR九州WEB会員に登録すれば、そのあとの移行手続きはJRキューポのWEBサイトからPC/スマホを利用して簡単に手続きが可能です。
移行レート | JRキューポ1,000p=永久不滅ポイント20p |
移行単位 | 1,000p以上1,000p単位 |
移行所要時間 | 1日~2日 |
手続き方法 | PC/スマホから簡単な操作で可能 |
JRキューポから永久不滅ポイントへの移行手続き(ポイント移行結果の確認)
- みずほANAカードがお手元に届いた時点で、「アットユーネット」に会員登録を実施(こちら)してください。
永久不滅ポイントについて補足説明
永久不滅ポイントは、セゾンの永久不滅ポイントとUCの永久不滅ポイントの2種類があります。
そして、それぞれ別のメンバーサイトがあり、セゾンは「Netアンサー(スマホ版はセゾンPortal)」、UCは「アットユーネット(スマホ版はUC Portal)」となります。
下の画像は、それぞれのメンバーサイトのスマホアプリのアイコンです。ご覧のように2つのメンバーサイトがアプリでも存在していることがわかります。そして、みずほマイレージクラブ/ANAカードはUC系のクレジットカードとなるので、「アットユーネット」で管理されることになります。
システム統合前はそれぞれ(セゾン/UC)のサービスで貯まっていた永久不滅ポイントは、別々に管理されていましたが、システム統合により永久不滅ポイントは自動的に合算されるようになっています。
ここで理解して頂きたいのことは、永久不滅ポイントは2種類存在するが、利用者側(私達)から見た場合、2種類を意識する必要はないということです。
よって、JRキューボから永久不滅ポイントに交換する際は、UC/セゾンの区別はなく、単に「永久不滅ポイントへの交換申請」となり、2つのメンバーサイトのどちらからでもポイントの移行結果が確認できるということです。
永久不滅ポイントからANAマイルへの移行手続き
永久不滅ポイントからANAマイルへの移行手続きは、セゾンとUCのメンバーサイトを使い分ける必要がありますのでご注意ください。
移行条件は以下となります。
移行レート | 永久不滅ポイント1p=3.5マイル |
移行単位 | 100p以上100p単位 |
移行所要時間 | 最短20日(月末締、翌月20日反映) |
移行上限ポイント数 | なし |
手続き方法 | PC/スマホから簡単な操作で可能 |
移行申請手順
移行申請手続きは、UCとセゾンのメンバーサイトを使い分ける必要があります。
みずほANAカードはUCカード系になるので、「アットユーネット」で管理されています。そして「JQみずほルート」は、みずほANAカードのみが持つ「ANAマイル交換率優遇の特典」を利用するものです。
つまりは、ANAマイルへ移行申請は、「アットユーネット」から実施する必要があります。セゾンの「NETアンサー」では、みずほANAカードは管理されていないので、「ANAマイル交換率優遇の特典」を受けることが出来ないのです。
下の画像は、セゾンの「NETアンサー」からANAマイルへ交換申請する画面です。
ご覧のように「NETアンサー」では、永久不滅ポイント100P=300マイルとなっています(マイル交換率60%)。こちらから申請すると、みずほマイレージクラブ/ANAルートの意味がなくなるので、こちらからは申請しないようにして下さい!
一方、下の画像は、UCの「アットユーネット」からANAマイルへ交換申請する画面です。
ご覧のように、こちらは、みずほANAカード限定で永久不滅ポイント100P=350マイル(ANAマイル交換率70%)となっています。
ANAマイルへの移行申請は、必ず、「アットユーネット」から実施して下さい。
JQみずほルートでANAマイル交換に必要な移行期間
GポイントからANAマイルに交換は、最短24日で可能です。手続きもPCやスマホから簡単に申請することができました。
- Tポイント/GポイントからJRキューポへの移行は2日~3日
- JRキューボから永久不滅ポイントへの移行は2日
- 永久不滅ポイントからANAマイルへの移行は最短20日
Gポイントの交換手数料を実質無料にする方法
GポイントからJRキューポに交換する際、一律、交換手数料5%の交換手数料が掛かりますが、この手数料は、以下の条件を満たすとキャッシュバックされるため実質無料にすることが可能です。
-
対象となるサービス・お買い物の広告利用が1件以上「承認されている」
- 交換申請の前月1日~交換申請月の4ヶ月後末日までが対象
獲得するポイント数は決められていないので、対象の広告利用を1件承認されれば大丈夫です。
※Gポイントを経由して楽天市場でショッピングでもOK
また、「手数料を取り戻せる」タイミングは、対象広告が承認された時期によって扱いが変わってきます。
- ポイント交換完了時に広告対象アクションの加算が確認できた場合は、交換完了後1日以内にポイントバックさます。
- 交換完了後に広告対象アクションの加算が確認できなかった場合は、広告対象アクションのポイント加算後2~3日以内にポイントバック
以下はポイントがキャッシュバックされた際の明細です。
JQみずほルートを利用するには、Gポイントへの登録が必須となります。
まだGポイントに登録していない人は下記ボタンから登録しましょう。