三井住友VISAのポイントプログラム【Vポイント】の他ポイント交換率が2021年4月1日より一部変更(改悪)となります。
これに伴い、三井住友VISAのVポイントを『JQみずほルート』でANAマイルに交換する場合の交換率が70%から56%に低下します。
その他、一部の対象サービスへVポイントを交換する場合の交換率が変更(改悪)になるため、対象サービスに移行予定の人は、2021年3月31日までに移行手続きをしておきましょう!
目次
Vポイント移行レート変更(改悪)先一覧
以下が2021年4月1日の交換申し込みより交換率が変更(改悪)される対象サービスです。
対象サービス | 変更前 | 変更後 | |
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ポイント 移行 |
Gポイント | Vポイント1ポイント→1ポイント (Vポイント500ポイント→500ポイント) |
Vポイント1ポイント→0.8ポイント (Vポイント500ポイント→400ポイント) |
WAONポイント (三井住友カードWAON) |
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ベルメゾン・ポイント | |||
カテエネポイント | |||
PeXポイント | Vポイント1ポイント→10ポイント (Vポイント500ポイント→5,000ポイント) |
Vポイント1ポイント→8ポイント (Vポイント500ポイント→4,000ポイント) |
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RealPay | |||
PiTaPaショップdeポイント | |||
オンライン ギフトカード |
Amazonギフト券 | Vポイント1ポイント→1円分 (Vポイント500ポイント→500円分) |
Vポイント1ポイント→0.8円分 (Vポイント500ポイント→400円分) |
App Stores & iTunesギフトカード | |||
Google Playギフトコード | |||
自治体ポイント | |||
マイレージ 移行 |
ANAマイレージ (ANAカード会員以外の方) |
Vポイント1ポイント→0.6マイル (Vポイント500ポイント→300マイル) |
Vポイント1ポイント→0.5マイル (Vポイント500ポイント→250マイル) |
フライングブルーマイレージ | |||
ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAvios |
上記のうちGポイントへの交換率変更(改悪)が『JQみずほルート』を活用したANAマイレージへの移行に影響があります。
他にも、JALとの相性が良いブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAviosの交換率が変更になるのも残念です。
またVポイントから直接ANAマイレージへ交換する場合は、ANAカード会員以外のみ移行レートが変更になるので注意が必要です。
ANAカード会員はこれまでどおり1ポイント⇒0.6マイルで交換可能です。
Vポイント|Gポイントへの交換率変更(改悪)に伴うANAマイル交換への影響|JQみずほルート
Vポイントの交換率変更(改悪)対象になっているGポイントは、ANAマイルに高交換率(70%)で移行できる「JQみずほルート」に影響があります。
ご覧のようにVポイントからGポイントへの移行レートが100%から80%に変更になるため、JQみずほルートを利用したANAマイル交換率は70%から56%に低下します。これによりJQみずほルートを活用してVポイントをANAマイルに交換するメリットがかなり低くなります。
三井住友のANAカード会員がJQみずほルートのANAマイル交換率低下による影響
三井住友のANAカード会員でJQみずほルートを活用してANAマイルに交換していた場合は、マイル交換率/還元率が低下しますが、JQみずほルートを活用していない場合は、今回の交換率変更による影響はありません。
解説します。
三井住友のANAカードで貯まるVポイントは、下図の2種類があります。
①ANAマイル移行可能ポイントは今回の交換率変更による影響はなく、影響があるのは②通常ポイントです。
この通常ポイントをANAマイルに移行する場合は以下の2つの交換方法がありました。
2つの交換ルートのうちJQみずほルートはVポイントからGポイントへの移行レートが変更(改悪)になるため、ANAマイル交換率が以下のとおり56%に低下します。
一方で、三井住友VISAのANAカード会員がVポイントをANAマイルに直接交換(ダイレクト交換ルート)する場合の交換率は現状維持(交換率は60%)のままです。
つまり、2021年4月1日以降は、JQみずほルートを利用してANAマイルに交換するより、VポイントからANAマイルにダイレクト交換する方が移行レートが高くなるため、JQみずほルートを利用するメリットがほぼなくなります。
※JQみずほルート(交換率56%)
<
ダイレクト交換ルート(交換率60%)
そのため、2021年3月31日までに通常ポイントをGポイントへの移行申請をしておきましょう。
2021年3月31日までにGポイントへの交換がお得です。
JQみずほルートを利用していた場合は三井住友ANAカードのANAマイル還元率も低下
三井住友ANAゴールドカードまたはANA一般カードで2倍マイルコースを選択の場合のマイル還元率も低下します。
※10マイル÷1,000円 = 0.01(1%)
上記は2021年3月31日までのクレジット1,000円利用あたりの獲得マイル数/マイル還元率です。
(JQみずほルート活用)
上記は2021年4月1日以降のクレジット1,000円利用あたりの獲得マイル数/マイル還元率です。
(ダイレクト交換ルート活用)
ちなみに、ダイレクト交換ルートでANAマイルに移行する場合の移行期間は、オフィシャルでは「約1週間」と表記されていますが、実際には3日程度でANAマイルに移行可能です。
三井住友ANAカードのマイル還元率(1.3%)は依然として高い
今回のVポイント⇒Gポイントの交換率低下により、JQみずほルートを利用した三井住友ANAカードのマイル還元率は低下(1.35%⇒1.3%)しますが、fa-external-linkマイペーすリボを併用することで、常に(ほぼすべてのクレジット決済の)マイル還元率が1.3%というのは他社(JCB/アメックス)のANAカードより還元率の高さは一番高いです。
例えば、ANAアメックスは最大マイル還元率が3%ですが、これはANA搭乗券を購入した場合の還元率で通常時のクレジット決済は1%です。つまり、ANAアメックスカードは飛行機(ANA)に頻繁に乗る人にとってメリットのあるクレジットカードです。
一方、三井住友ANAカードは、、fa-external-linkマイペーすリボを併用することで常にマイル還元率が1.3%です。
ちなみに、三井住友ANAカードでANA搭乗券を購入した場合のマイル還元率は2.3%です。
2021年4月1日以降のJQみずほルートのメリット
2021年4月1日以降のJQみずほルートのメリット2つ。
Vポイントを永久不滅ポイントに移行することで有効期限が無期限になる
JQみずほルートルートで途中経由する「永久不滅ポイント」にVポイントを移行すれば、有効期限を気にすることなくポイントをストックできる点です。そのため交換率は若干低下しますが、必要なポイントが貯まるまでは「永久不滅ポイント」にポイントを貯めておいて、必要な時にANAマイルに移行することができます。
ANAカード会員以外の人はJQみずほルートの方が交換率が高い
もう1つは、三井住友VISAのANAカード会員以外の人が、ANAマイルに交換する場合です。
ANAカード会員以外の人は、今回の交換率変更で、ANAマイルへの交換率が1ポイント=0.6マイルから0.5マイルに変更(改悪)になります。
JQみずほルートのANAマイル交換率は、1ポイント=0.56マイルなので若干ですが、JQみずほルートの方が高くなります。